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形成外科医の習性

形成外科・皮膚科
2011.01.07.金曜日
形成外科・皮膚科 | 2011.01.07.金曜日

各科の医師には
特徴的な習性が
あります。
長年、専門的な
仕事を行っていると
知らず知らずのうちに
癖のように、
体に染みついている
習性があります。
私たち
形成外科医は
皮膚をメスで
切開するときに
デザインの
マーキング
がないと、
皮膚を切れない
傾向があります。
形成外科の手術は
見た目が大切ですので、
ほとんどの手術で
局所麻酔前に
切開線を
デザインとして
あらかじめ
皮膚に書きます。
手術によっては
デザインがすべての
手術もありますので、
形成外科医にとって
皮膚切開線の
デザインは大変
重要です。
たとえば、
形成外科専門医の
面接試験では
唇裂口蓋裂の
切開デザインが
書けることが
必須となります。
手術用マーキングペンや
ピオクタニンと呼ばれる
青い色素で皮膚に
デザインを書きます。
他の外科の先生が
デザインを皮膚に
書き込むことは
稀だと思います。
形成外科医が
外部研修で
腹部外科や胸部外科に
出向した際には
デザインせずに
そのまま皮膚を
切開するのが
最初は慣れずに
抵抗があります。
逆に、
他の外科の先生が
形成外科に研修に
来た際には
デザインしなければ
切れない形成外科姿が
じれったく見える
かもしれません。
各科の医師を
よく観察していると
様々な習性が
発見できます。
テレビの
”秘密のケンミンSHOW”
に出てくるバーの
マスターのように
身振りそぶりで
何科のドクターか
当てられるかも
しれませんね。


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